短歌

最近、毎日短歌を詠んでいます。七五調の韻律を頼りに言葉遊びをしているだけなのかもしれないんですけどね。数日続くと楽しいんですよ。自分が喋っている言葉の韻律に気を向けるようになります。そうなると、言葉を使うことが更に楽しくなるんですよね。

物を表現することの利点の1つがここにあるんだと想います。自分の視点を切り替えるための修行ですね。視点を切り替えられることが表現する上での大切なことなのですが、これは表現することでしか身に付かないのかもしれません。自分の視点だけでなく、相手の視点でものをみると言うこと、自分自身すら自分以外の視点で見つめるということ、なかなか難しいことなので、最初は自分の視点を意識するためにすら人の力を借りてしまいます。

でも、一度意識を始めると、世界がとても楽しいんですよね。何か表したい、これらを取り込んで自分のものにしてみたい。表現することで、自分の中が整理整頓されていくような感覚が幸せなんです。

1つの形を極めたときも、その先にまだ高い山があることに気が付きます。一度今までやってきたことを崩して、やったノウハウだけをもって新しい道に挑んでいきます。挑むべき道を示してもらえることは幸せなことですね。