はじめてはいつ

はじめてはいつだったかなぁ……。記憶に残っている範囲なら、もう五も前になるはず。季節は夏、博多から広島へ向かう新幹線だった。福岡に住む友人を訪ねて言って翌日に広島で予定が入っていたのを知っていながら、福岡の街で徹夜で麻雀を打っていた。新幹線の時間になったので、雀荘をでて駅に向かい、新幹線ひかり号に乗る。いつの間にか眠っていて、気が付いたら、広島駅を過ぎた所だった。福山駅で降り、駅員にお願いして「誤乗」の印を押して貰って。すぐさま引き返した。時間が早かったし、山陽新幹線は本数多いからね、時間のロスはいたかったけど、スケジュールを安全側で組む癖がこのときはホント役に立った。予定に間に合ったからね。

次は、鳥取から米子に向かう普通列車。これも気が付いたら、米子駅を通り過ぎて二つ目の駅だった。これも夏だったような記憶。普通列車だったので気が付いた時にすぐに降りたのだけど、ここは山陰本線。一時間に一本の列車。かなり待ったなぁ、18切符だったから料金面は気にならなかったのだけど、駅の周りに店のないそんな小さな駅で過ごす1時間。あの時は気が付いてもここの場所を確認して多少大きな駅にまで行った方が対応は早いなぁって思った時。

そして今日。大阪から鳥取へ向かう特急列車。気が付いたら、次は倉吉って地名。しまったぁ、また寝過ごしたぁってね。車掌に言って、誤乗の手続きをしてもらって。倉吉駅で引き返す。ダイアが上手くいっていたのか、山陰本線でもそれほど長く待たずに反対列車に乗れたのは、よかった。

面白いねぇ、なかなか出来ない経験が出来たことは。ただ、この経験が払った時間に対するリターンとしては、払った物の方が大きいような気はするんだけどね。早くなればなるほど、乗り過ごした時のリスクは大きい。まぁ乗り過ごさなければ言い話しなんだけど。せっかく携帯電話を持っているんだけど、トンネルが多い場所では使えないし、何よりも車内では使いにくい。アラーム機能だなぁ、寝てしまいそうな予感がある時はしっかりとセットしておくようにしよう。いや、そんな予感がなくても、安全にセットしておいた方がいいかな。

帰ってくる時間が一時間以上遅くなって、ここを書いているのは日が変わってからになった1日でした。