明日からだよな、大学入学センタ試験。俺が通う大学も会場になっている、大学内へもなるべく立ち入らないでくださいって感じな掲示もされている。論文の仕事がある人は指導教官の指示を仰ぐようにもって言葉と並記されて。俺が受けた所では高校が会場になったり中学校が会場になったりしていたが、ここでは県東部に住んでいる受験生はここにみんな集まるらしい。かなりの人数、受験ってことから離れてもあれこれと思い出す。その当時の俺と似たような思いで、それとは全く違う思いでこれまでの勉強の成果を発揮しようと頑張る受験生。入試の最初の関門。毎この時期には雪が積もっている、降っていることもあったし今日のように残っていることもあった。これから２次試験の間に溶けても、また２次試験あたりにこの冬最後の雪が降ることがある。俺の時も２次試験はそうだった、地元では寒いだけだったけど、こっちに来て雪の中の試験ってのを経験したことを今でも覚えている。地元から距離的に一番近い雪国。明日の俺はそのセンタ試験の始まる辺りに丁度列車に乗らなければいけない。みんな俺が乗る駅で降りるのだろうから、車内が混んでいるってことは無いだろうけど。駅の様子はそこに集まる人の様子は平日とも普段の土曜日とも違うだろう。列車の本数が少なく、会場も少ない地方ならではのもの。日本中で同じ時間同じ問題を解いている。受験生の質問に対する回答もマニュアルが準備されているらしい、完全に同じ答えが返せるように。そして夕方のニュースなんかでは、どこどこの会場ではこんなことがありましたって話している。センタ試験も今で11目だったかな。これだけの人が経験しているものって案外の少ないのかなぁ。
