TAが2つ

今日はTAが二つ。試験監督の手伝いと実験の手伝い。そして明日は卒業論文修士論文の中間発表の日。俺の先輩や後輩たちが、ホント明日の発表に向けていっぱいいっぱいの空気を漂わせながら今日は頑張っていた。まるで去の俺を観るかのように、来の俺が見えるかのような雰囲気。なるべくギリギリになって焦らなくてもいいように、今の内に少しずつ少しずつ仕事をこなしていく。まぁみんなが今やっている作業は研究そのものじゃなくて、発表用のOHP作りや提出用のレジメ作り、これらは研究自体が大体の目処が付かないと作れないからなぁ……俺は今の時点でも第一章はじめにくらいは書けるのかもしれないけど。ただシミュレーション結果が出ないと、この研究が本当に意味のあるものなのか役に立つものなのかの判定ができない。何となく良さそうな気もするけど、試してみないと何とも言えない。こんな事はホント今度中に算出させないといけない、だけどまだプログラミングが……少しずつ頭の中で考えていることをバラバラにしてどういう風にかけばコンピュータが理解できるか試しているのだけど、なかなか時間がかかってしょうがない。どこまでこいつには許してもらえるのか。あれこれと試行錯誤の繰り返し。実際にディスプレイを前にして試してみる、その前にノートとペンだけであれこれと考えてみる規則性をみつけて一見では捉えられないサイズまで認識させる。絵を教え込むのはホントにめんどくさい。ましてやその間を通っているパケットの事まで考えようと思うと、どっちがこの情報を持つべきなのか、どの変数で管理してどんな名前を付けたら判りやすいか、これはすぐに廃棄してもいいのだろうか、あれこれと試してまだ全体の2割が組めたかどうか、途中で形が変わってくることが途中で処理を変えることが更にややこしくさせる。まぁこんなことでガンガンやっていたら足りはしない、なるべく仕事は前倒しで済ませて自分がしたいことの、今の自分が一番したいことのために時間を作らないと。やらなければいけないことばかりやっていると息が詰まる。やりたいことをやるための時間を少しでも多く作りたい。どれだけハードな毎日だろうと、それに負けずに精一杯あることは可能なはず。こんなことは言い訳にしない。できる範囲をやるだけ、経過は全く評価されないんだけど、経過がないと結果なんて出せないから、上手に時間を使い作る。最もしたいことをするために。