助手さん

午後から、隣の研究室の助手さんの博士論文の発表練習を聴いてました。聴衆は、私と同輩と、うちの教授と隣の研究室の教授の4人です。修士論文の発表まで、残り3週間と迫っている今ですが、うちの教授に頼まれて参加しました。せっかく参加するのですから、少しでも得られる物は得て帰ろうという気持ちで聴いていました。発表の中で自分の発表に活かせそうなところは、自分の物にしようとしているつもりです。

発表後の隣の研究室の教授の意見は、発表内容よりも参考になりました。4人とも同じ時間を過ごしたはずですが、その時間で感じる物事は、雲泥の差があるように感じました。感じること、疑問に思うこと、ここは拙いと思うことを、的確な言葉で表現して発表者に伝えられることに、尊敬させられます。その助言を、自分が発表しようとしていた修士論文に役立たせようと思います。

疑問を持つこと、その疑問を伝えること、まずはそこからはじめてみようと思います。まだ価値のある疑問は持ててない私です。この分野での経験が1年半程度しか経ってないってことは言い訳にはなりません、今までの自分が甘かったのですから。辿り着ける人は、瞬間で辿り着くのでしょう、時間がかかることは差にならないのかもしれませんが、〆切に間に合わないのは重罪なんです。

目の前にあるものから、頑張ります。1つ1つを確定させながら、自分の足場を明確にしながら、進んでいきます。やるしかないときはやるしかないのです。不安と戦うしか安心する術を知らない私でありたいです。ここ数日似たようなことを書き続けていますね、もうしばらくこんな思いを続けるような気がします。