自分の想い

自分の想いがあるからといって許されることと許されないことがある。そう自分だけではないのだから、自分の気持ちが全ての出来事の免罪符になるわけはないし、勝手に1人突っ走ってもいけない。俺の中で一番大切なこと、相手を思いやる心。想いがあることはとても大切だし、それを伝えることもそれと同じくらい大切だけど。でもここにあるのは俺だけじゃないし、居て欲しいのは俺だけじゃない。俺が嬉しい事はそれなりに嬉しいけど、相手が喜んでくれる、元気で笑ってくれる、辛いことはここで吐き出してくれ次へのステップにしてくれる。こんなことがどれだけ俺の心に平安と幸せをくれることか言葉だけじゃ足りない。自分に心が無いとそれを受け止めることはできないし、曲解して受け止めても意味がない。その時の自分の心で精一杯素直に受け止める。伝えなければはじまらない、でも受け止められなければ進まない。だから伝える、色んな話をしようって、もっともっと心を交わそうって。何でもない話が何でもないシチュエーションで届く。そのことがたまらなく嬉しい。日常がふと垣間見えたような優しさに満ちたそれを想像するだけで自然と笑みがこぼれてしまう自分がいる。時々、自分の心が走りすぎている自分を意識する時がある。普段ならいつだってマイペースで居られたはずなのに、とても不思議。心に人が生きることでここまで自分が乱される、それが嫌じゃないどころか気分良い。今まで知らなかった新しい世界が見え始めたような感覚、自分の周りに新しい感覚器が備わったような、今まで見えなかったものが見え始めたような感覚。でもだからこそ気をつける、その心に思いやりはあるか? それがちゃんと伝わっているかと。独りよがりなだけの俺にはならない。あの日からもう一週間。