手段

言葉を伝える手段、こういうウェブだったりメールだったり電話だったり手紙だったりFAXだったり。他にも手段はあるんだろうが、そこに言葉を紡ぐ度に思う、もっともっと上手に伝えられるようになりたいと。言葉にすることで自分の感情を心をとられ、言葉にすることで相手にそれを伝える。本当に伝えたいのは言葉じゃなくてそこに込める心。今伝えている言葉に心は素直に込められているかい? 相手の言葉から感じた心から産まれた感動や感謝や感激、もっとその言葉では表せない感情へ自分の心は返せているかい? 自らに問う。伝えたくて、知りたくて。言葉を贈り言葉を受け取る、そこに込められた心は時間と空間を越える。形無き心だからこそ、どんなものにも邪魔されない永遠がそこに確かにある。だけど形なき心だからこそ、同じくらいの不安が襲ってきてそれを振り払おうと言葉としての形を与える。贈り物に心を込める。どっちが大切なんじゃない、この間にあるものが全て等しく激しく愛おしい。一言に集約してしまえばそれも可能なのだろうし、本質は一言なんだろうけどでも、それを越えるものを確かに意識する。言葉ではとらえきれない心を持つことは幸せなことなのかもしれない、それを表そうと自分のことと相手のことを真剣に考えるから。もっともっと素直な心を伝えたいって想う相手が俺にはいる。受け止める時も素直な自分がいて、発する時も素直な自分がいる。現状があって先があって、更にその先を見つめて。後ろから流れる音楽に耳を傾け、自らの心の声と対話し、時々指に視線をやりつつ想う。自分の心を素直に伝えたいだけではない、相手の心をそれが込められた言葉をしっかりと受け止めたい。目で観て見えるものも確かにあるだろう、でももっとそこにあるとても大切なものを、心の瞳でしっかりと感じとりたいと。これを書いてる時に響いた着信音まるで観られていたかのようなタイミングに驚く。