感情の制御

時々自分の感情の制御が利かなくなる、怖い。言葉とか形とか無理して与えなくてもいい、そこにあるものはあるんだ。大きなくくりで言い表す方法、これが全ての基準であり基本でありスタートでありゴールでもある。ここまで伝えたいと思うことも怖い。秘密主義ってわけではないけどあまり進んで自分から自分の事を語ることはなかった。そんな時に自分を伝える甘美な誘惑を知った。どこか甘えているのか? 頼っているのか? 疑問なんて持つまでもない。自分の中で言葉遊びしているわけじゃない、そんな時も面白いけど。相手の思いを考えなくなるような瞬間があることが怖い。魔が差す、気がついたら想像が恐ろしい方向に飛んでいる。こんな自分がいることに気がつかされたことは、苦しくもあり、切なくもあり、嬉しくもある。今まで知っていた自分がいかに小さなものだったのか、こんな面もこんな狂気を眠らせていたのか。ここまで執着するとは……だからこそ、気を付けろ。重すぎる想いは切り刻むから。大切なもの大切なこと、抑えるのではなくて、思いやる想像する。自分だけじゃないのだから、いまここにあるのは。あてなくてもいい、違うのは当たり前、空間軸も時間軸も全くクロスしていない。だからこそ、思いやることができる、解らないから解りたい、解りたいから解らない。揺るぎないものがここに1つだけある。