やらなければいけない事は大概終った、〆切が飛び飛びに在って、そこに合わせてスケジュールを調整していく。ボツがないのであれば、既にすんでいるのだろうけども、〆切毎に越えなければいけない閾値がある。それを越えようと努力する。逆に〆切前にどれだけ頑張っていても、どれだけ自分で満足出来るものが出来たとしても、〆切の際に別の人の価値観に触れたならば、何かが起こる。自分以外の価値観に触れる事ほどスリリングな事は無いだろうし、だからこそ、頑張って行きたいと思う。別の価値観に触れる毎に自分のそれが少しずつ素的に変化してきているのが判る。それが成長みたいなもの何だろう。常にそうやって、まわりの大切なものを受け入れる余裕だけは残していたい。どれだけスケジュールがハードになろうと、時間を作る事は出来る。だけどゆとりを作る事はことさら難しい。作るものじゃないのかもしれない、気がついたらそこにあるものなのかもしれない。どんな中にでも存在し得るものなのだろうゆとり。気持ちの持ちようだってのは判っているけど、さてさて、そこまで完璧な俺じゃぁ無いからね。とりあえずやれる事をやるだけ。そんな時ようやく、なるようになるって言う事が出来る。満足が努力の限界、どこにも満足しないのは辛い、されど簡単に満足してしまうのも辛い。境界線を自分で引く事が出来る自由、どんな自由にも変えがたい価値を持つもの。
