ボランティア

ヴォランティア活動みたいなものも今日で終り。本来ではバイトの予定だったのだけど、これほど報酬を当てにしないものも無い。給料日と言われた日にバイト代をもらったことも無いし、それよかいつ以来もらってないのだろうか。もらう事が目的だったらこんな事は出来ないだろうな。研究室にいるだけでは固まってしまいそうになる自らの感性を刺激するための一つの場所。一日計算機を眺めていて、一体今日の自分は何をやったんだろうと思う一日に中心を与えてくれた場所。ヴォランティアって言葉が都合が良い。それも11月でお仕舞いにする。卒業論文の〆切とは言わないけど、そっちの方に集中していかなければいけないし、毎日定時に帰る自分に咎める心が産まれてきた。後一時間、後もう少し粘ってみたいと思う自分がここにはいる。頑張っても終らないかもしれないけど、頑張らなければ絶対に終らない物がある。やってもやっても手応え無いし、自分でプログラムの評価が全く出来ないし、アルゴリズムがあっていても、動作保証とはまた別の論点だし。卒論が済んでからの事を毎日の様に考えてしまう。こんな事考えないとやっていられない。来年の事を言うと鬼が笑うなんて誰が言ったんだろう。鬼の笑顔って見てみたいものだな。医療関係の研究は続けたい気がするけど、さてね。とりあえず、少しずつ行く時間を早くしつつ、後ろにも時間を延ばしていって。頑張りましょ。やれるだけの事をやって後はなるようになると思える段階までは自分で持って行く。鳴かしてみせようホトトギスってね。殺す気はもうとうないし、待つ程暇でもない。暇だったら報酬の得られる仕事をガンガンに入れてそっちの方を中心に回っているよ。欲しいものはあるから。しばらくは研究室と部屋との往復生活。所々必ず生じる日々の彩りとかアクセントみたいな物は逃さないようにしないと、今に潰れるぞ。ここに書き続ける事もその一つになっているんだろうけど。単純な事で立ち直れる自分と、ずるずると引きずっている自分、分解されてもいっしょこたになってもそれはそれ。やらなければ行けない事が限定されて自分のしたい事をする時間がなかなか作れなくて、こんな時に興味が増えて行く。面白い趣味が増えたような世界。世界中で自分だけしか考えていない問題。自分が考えるのをやめればそこで世界は止まる、そして止まっても困るヒトなんて誰も居ない。ヒトの役に立つには考えて形になってそして世間に受け入れられるようになるまでの長い長いステップで踊り続けなければいけないのだけど。論文とか研究とかってそんな事は無い。やってしまえば一応の世界一なんだろうけど、そこからまた広がって行く。別のヒトは別を考える。そんなものそんな事。