月曜の一限

週に唯一の講義がある月曜日の一限目。なんでこんな面倒な時間にはまっているのか恨めしくて仕方がないけど、忘れない限りとることにしている。半年受ければ資格欄に書ける内容が増えるのだから儲け物。ただ11月の国立大学は暖房を講義室に入れない。廊下の照明もほとんど切っているし、変な所でケチる所、節約する事とケチる事は違うからね。美しくもカッコ良くもないぞ。午前中はいつも通りのプログラミング。最初に作らなければいけなかったFFTプログラムはしっかりと動いている。FFTをかけてIFFTをかけた画像が元に戻るのがこの確固たる証拠。次のフィルタである、LGFしょりも理論通りの値がしっかりと出ては居る。これもあっているとしている。最後に残ったガウシアンの二次微分、実部の値が一番大きくなるsigmaの値を探すって言う考え方はかなり簡単なアルゴリズムなんだけど、なぜこの方法で解るものがあるのかはハッキリしてない。sigmaの値って言うのが、画像の抽出したい範囲に対応しているのがこの理由なんだろうけど。眼底写真と胸部単純X線写真の考え方を一緒にしているから出来る事。他の画像にかけてみてどういう値が出るかも試してみないといけないし、範囲や刻幅の影響があまりにも小さいのは不思議。スケーリングをはさむタイミングだとか、FFT,IFFTの影響だとか、もあるのだろうし、この辺の組合せになる。とりあえず、午前中の段階で一つ一つの処理は確実に動くことが確認された、これの組合せだけを考えてもかなりだから、大変大変。午後は、式を二次元に展開したりもしてみた。論文から導いた理論だったら、一次元でも十分に抽出されるみたいだけど。さてどっちがいいのだろうか、帰る前の結果を見ると、なんとなく一次元の方が良い予感もしたけど、これもまた結論は先送り。腹が減ったし、一日中ディスプレイを見つめながら考えていたので、19時過ぎには帰る事にした。部屋に帰って、晩御飯を簡単に作って食べて、さて研究室にアクセスして、プログラムを落して来て続きをしようかと思ったら、急に襲って来る忌まわしき体調不良。何か悪いものでも食べたのだろうか? それともストレス性のものかな。 こんなものの為に数時間を費されたかと思うと、やってられない。まぁ研究室で来なかったのは幸い。更に辛くなるだろうから。部屋に戻って緊張が少し緩んだからなのかな。これもまた不確定。で、またここに色々と書いている。今日は情景じゃなくて、状景。こんな言葉ないのかもしれないけど、淡々と書くのも久々じゃないかな。基本的に俺のこのコーナには誰にも出現させてない。過去の日記を読み返す時の一番の違い自分のページの世界からもアクセス出来るwebだから。変な部分での拘りみたいなもの。本名でネット活動したことってほとんどないから、掲示板に書くことなんて無いしね。偶然が重なった時だけリンクが貼られている。不思議な世界。