初めての経験

初めての経験。鳥取へと帰る汽車を乗り逃してしまった。とっても貴重な体験。一人じゃない心強さを今日ほど意識した事は無い、もし今日一人だったらば、何も考えずに一番安全な方法を選んでいたのでは無いだろうか? ギリギリまで今日のうちに鳥取へ帰る方法を模索する、勝負をかけて途中で右往左往するよりも、結果安全作をとる事になった。けど、一緒にあれこれ駅の中を散策できたのは面白かった。不安はある。面白さを共有できた楽しさ、こういうのもなんか良いな。安全作、明日鳥取へ戻ることにして、今日は一路広島へ……予算面で見ればこの選択はもったいないのだけど、それだけではない価値がある時間を過ごせた事に感謝。一生思い出される素的な思い出がまた一つ出来た。あそこで泊まるのも一手。でも、同じ位いやそれ以上に困る事になっていた自信がある。ハッキリとしない自分の気持ちだけではなく、相手の出方を見ていると、あそこであれ以上押すわけには行かない。相手の気持ちを動かすように行動すること。これもありだったのだろうけど、自らがふらついていると、歯止めが効かなくなる恐さがある。いつになるか判らない次に繋げる。これを達する事は一応出来たと思うからOKでしょう。先程の車内で書いた文章の続き、ここからは部屋で書いている。もし実家が広島の駅の近くになかったら? もし会うのが二回目だったら? 行動をとり終えたあとだからこういう過程を考える事が出来る。手足を動かしたからこそそこから新しい事を思い付ける。楽しさと焦り。不安はなかったけど、どこか焦ってしまった。それを相手に見せてしまったのが悔やまれる所。でも極限だからこそ見せられる自分が居る。とっても面白い。なかなか体験出来ない貴重な時間。先の時間を今に借りて来て、この時間をより有意義にする。