天の川

銀河系の中心方向へ目をやる。さすがに、天の河はハッキリとは見えない。片側に織り姫、もう一方に彦星。空の恋人達が一年に一度、会う事を許された今日。夜空を見上げる7月7日燐く時七夕の夜俺が天体に興味を持ちはじめたのも、幼稚園の頃に、この七夕伝説を知ってからではないだろうか? さまざまなメディアでこれをモチーフやオマージュにして作品が描かれている。そして毎年、新しい作品が生まれている。典型的な話なんだけど、いくらでもアレンジを効かせたくなる、想像力を刺激される、面白いエピソードの一つ。夜空にお願いをしても良い日。実家で笹飾りを作っていた、幼少の頃は、色々な事を書いていたな。こういう小さなイヴェント一つ一つに思い出される、思い出達。リンクが連なって行く感じ。今の俺の願いはなんだろうか? 自分の力で何とかすれば、叶えられるであろう事を、自分以外のなにかに願うのは性に合わない。無いものねだりもしたくない。今あるものを、十二分に大切にしてそれでもなお求めたいもの。無くも無い。こう書いているうちに、漫画の展開が気になる。大まかな流れはもう決まったと作者の言葉を聞いた漫画。各キャラクタの部分部分に見えて来るもの。三つの願い一つの願い昔書いた、ショートストーリィのプロット。