今年も残すところあとわずか。こうして毎晩、日付と一緒に色々な事を綴っていると思い出される事が多い。単に一日を過ごしているだけでは、忘れてしまいそうな小さな事でさえもこうして、区切る範囲を決めてから見てみると、何か形を持ちはじめる。形を持ったものは形を持たないものよりも、わずかにとらえやすく伝えやすい。とらえる事にも伝える事にも重きは無いのかも知れないけど、そんなものじゃない。物語にする程、今の自分にラストシーンはなく、伏線もない。随筆にするほど、一貫したテーマでもって文章を書いてはいない、詩をうたう程、推敲を重ねたいとも、逃げ出しそうな言葉を捕まえようとも思わない。淡々と解りにくい事をつないでいく。いつの間にかこういうのがスタイルみたいになってきている。でも、誰が読んで面白いのかを別にすれば、こういうのって自分にしか出来ない事なのかもしれない。面白くないものをって気もしなくは無いが。エンターテインメントに徹する事だって出来るだろう。もっともっと開かれた共有コンテンツを中心とする事だって出来る。実際のこのページのスタートは共有コンテンツの管理運営がメインだったから、今じゃその影も無いけど。メーリングリストを管理しようと、って言うよりもしてくれと言う事で作りはじめたページ。もともと電子メールの利点の一つである一斉送信をうまく利用したメーリングリストだった、それが自動登録も出来るフリーのメーリングリストを使いはじめた事にこのページはスタートする。メーリングリストのオフ会というよりもゲームのイヴェントで企画し約束したものをこうして実現したのが最初。その頃からのタイトルの名残が今もしっかりと生きている。あれをどう読むかって事すら一度話題にのぼった事もあったけど、結局個人が好きに読んでいた名前。メーリングリストも終了。そういえば一時期裏コーナとして別メーリングリストのファンクラブページも作った事があったな。サーバの移転を重ね、今年度からここに居を構えて静かに運営している。本名でネット活動をする事が少ない分、あまり多くの人には知られていないページ。もう少しコンテンツを充実させて、研究関係のページを作ったら、公開しようかとも考えているけど、まぁこれも勢いみたいなもの、いまのままメールのシグネチャだけでいく可能性だって高いんじゃないかな。ふと、またメーリングリストを立ち上げたくなる時もある。別に何って事じゃないのだけど、まぁ滑り出しの関係からこれも先送りされそうなネタだけどね。メールマガジンの発行も考えた。やらない結論に達したのだけど。データに永遠性はあるのだろう、だけど、この媒体にどこまでそれを求めるのか、現時点では同じデータを三台のマシンで共有している。ディジタルと言う形態が無くなる事は考えにくい。もう少し。あと少し。
