日が変わる

11月30日のエッセィだけど、下のファイル更新日にもあるように書いている今はもう日付が変わっている。普段はここを書いて外出するのだけど、今日は書かずに外出をしたから、更新日が12月1日なのだ。月が改まって記す先月の記録。

帰り道空を見上げると、大きな月が出ていた。おかげで夜なのに雲の形がハッキリと見えた。雲が動くに合わせて、月の明かりがここまで届いたり届かなかったりする。雲の切れ間から覗く月の光に心は空を飛んでいく。雲の上ってとっても明るい世界なんだろうなぁ。足元が雲海で、頭の上には月と星が出ている世界。

月が明るいから、普段より星の明かりはあまり目立たなかったけど、寒さで空気が澄んでいるこの時期は見える星はとても鮮やかに光っている。冬の大三角形が頭の上で大きな三角を作っている。数年かけて地球に届いた星の光に伝説を作りだした古の人たち。小学校の頃から空を観るのは好きだったなぁ。

しばらくは夜中外出する機会があるだろうけど、いつも数十センチの距離ばかり観ている私の瞳に、数光年の世界を見つめる時間があると想うのはなかなか楽しい