活字倶楽部

活字倶楽部2000夏号を入手した時からその号で組まれていた特集を読んだ時から、探していた作家佐々木丸美。本屋には無い本、完全に絶版になった本。だからこそ、古本屋に行く毎に「さ」行を覗いていた。文庫本、ハードカヴァ、100円本……。

なかなか無いんだよね、最初の一冊を見つけるのに1かかったよ。今日古本屋BOOKOFFで見つけた。佐々木丸美「雪の断章」。活字倶楽部によると、文庫になった本では最も出版数が古いものらしい、最初に第一段が手に入るのはなかなか良い気分。各々が独立した作品だから、どこから読んでもいいんだろうけどね。一冊に1かぁ……全部で17作だから、それに文庫とハードカヴァで出ている本もあるらしいからなぁ、のんびり読んでいきたい。図書館がこの町では簡単には通えないくらい遠いからね、そこで読むのはなかなか難しい。

オークションって手段を使えば少しは楽に集まるのだろうけど、他にも読みたい本があるからね。本を読むことが好き、頭の中に読みたいって本がいくつかリストアップされているだけで十分。それだけが読みたいんじゃなくて、色々と読みたいんだから。オークションしてまでして急いで集めるつもりは今のところないんだけど、一冊読んであまりにもはまったら考えるかも。今は他に読みたい本があるので読みはじめるのは少し先になるだろうけど、最初に読む作品を読み終えた時が楽しみ。