雑務

雑務に費やされた一日。一番違う所は、始まりと終わりがハッキリしているということ。完全にリストアップされる。はじめて時間をかければ終わらせることができる、早い遅いは経験や技術がものをいってくるのだろうし、出来上がった成果も違いはあるのだろうけど、時間にほぼ比例して話しは進んでいく。研究することとの違い。考えても進まない、何かが合わない、何が合わないのかが解らない、何を考えて良いのかも解らなくなる。少しこうじゃないかなって思う時があり、試してみてうまくいかない、どこがずれているのか考えて、解らなくなる。何も見えなくなるような時間。時間の進みが口惜しい悔しい。その場でグルグルと回っているような感覚。やる気がでなくてもやるしかない。時間をかけるしかない。積み重ねて、どうしようもなく進まなくても、考え続ければ何かまた見えるような時間があるかもしれない。あの目の前が一瞬晴れたような感覚は他の何事でも得ることが難しい、だからこそ重ねていく。得る物がない時間なのかもしれないけど、1つの事を延々と考え続けられるって貴重な時間なのだろう。何も産まない、ただ自分の中で育つものがある。自分が少しずつ成長をしていることを信じる。進まない方が成長しているのだろうか、進んでいる段階は作業。作業に係るまでの価値。何が本質なのか? 何を本質としてとらえているのか? 出来ることを精一杯やる。