2/10が、卒論の発表日。無理をしなければいけない日々も、残りあと少し。この少しが長い。何でもない10日間なんて、気がつかないうちに過ぎていくのに、こうしてスケジュールが綿密に切られると、意識せずには居られない、頭の中のスケジュール帳。精神的には〆切が毎日あるようなもの。9分間だってそう、紅茶をいれて飲むには少し短すぎる時間、喋っていればあっと言う間に過ぎていく時間だろう、でもその9分間のために一年かけて準備している。その9分間にたどり着くために膨大な背景を背負ってきた。荷物を降ろしたくなる時はあるけど、一度降ろすとまた背負うのが大変そう。背負っていることすら意識しないようになればよいのだろうけど、とてもその高見には臨めそうにない。努力が足りないと言われ、頭が悪いと言われる。言葉は発した瞬間から力をもつ、どれだけ進んでいようと、落ち着かないものがある。何が起こるか判らない、非常事態なんて何度遭遇したか、そんな時に冷静に考えることができる自分でありたいと思いながら、真っ白になる頭。経験が足りないのはまだ一年目なのだろうけど、一度経験したことが身にならないのは情けない。去年のこの時期は試験をしていた。このファイルを作る際に参照した去年の今日のぼやきつぶやき。似たように追い詰められている。同じように追い詰められた自分をみて、過ぎた話だと思う時もある。今日のこの思いだって来年みればね。時間を使わずに客観視点に立てるのは技術なのだろうか。立てる時もあるけど、立てない自分を意識する。もう少しぼやき続ける日々は続く。
