活字倶楽部

季刊雑誌「活字倶楽部」元の雑誌「ぱふ」すら読んだ事無かった頃の俺が、本屋の中をふらふらと歩いていた時、見つけた雑誌。表紙に書いてあった文字「京極夏彦」って言うのに惹かれ、中をパラパラと立ち読みし、裏の値段に二の足を踏みそうになったけど、えいやっと気合を込めてレジを通りぬけた雑誌。部屋に戻って、一人雑誌を読み、思わずにやけながら、こういう世界も合ったんだなぁ、長く忘れていただけのようで、とってもすんなりと入って来れた、そんな雑誌。先日、こちらでの発売日に。棚に並ぶ前の台車からとり、レジを通過させてもらった。最初にこの雑誌を買った日から、そろそろ2年が過ぎようとしている。この間にも、様々な作品とこの雑誌をキッカケにして出会った。そしてその殆ど全ての作品達が、とっても面白い作品ばかりであった。今もすぐに手が届く所に、20cm近くの積読がある。なかなかまとまって読書の時間が作られないけど、どんなにハードでも、時間を作ろうとする気持ちは忘れず、読む事はずっと好きでいたい。年に4冊、この辺りでは、ホント1軒の本屋にしか入って来ない、俺の中ではとってもメジャだけど、世間的にはかなりマイナな雑誌「活字倶楽部」。新しい古本屋に行く度に、思わずバックナンバを探してしまう雑誌の一つ。読書が好きで、本が好きで、他色々な事に興味がある人は是非読んで欲しい雑誌。この雑誌を読むまでは、作品のこういう楽しみ方があるという事は、まるで知らなかった。読む度に読みたくなる。読み応えのある雑誌。ざっと読み、一つ一つの記事をじっくりと読む。こういう時の自分はとってもコアなやつ。あんまり見せられる姿じゃぁ無いかもしれない……今日は決めていた、英語の論文を読了。ある程度の意味はとれたけど、幾らか解らない所がある。質問疑問の検討と、図書館とウェブでの資料探し、思考のまとめ、発表の体裁を整える。〆切は遠い様だけど、あっと言う間にやってくる。休む事は認ても、止まる事は認めない。自分の考えをどう上手に相手に伝えるか……最初の関門。