短歌あれこれ

入社して既に一月早いものどこまで私は成長したか
劣るなら積み上げるだけやることを確実に ただ大事なことを
空腹を満たすために食事をする食べるために腹を減らす
見ている世界を自由に切替える因果を決めるのは自分の権利
解ることとやることの間の大きな差にときどきひどく打ちのめされる
理想は努力をせずに素晴らしい結果が出せることだと思う
結果から過程を感じることは無理だがそこにこそ努力の価値がある
自分をみる相手をみつめるそんな視点の切り替えで世界をずっと見つめる
この恐怖はどこからくるのだろうかやるべきことが見えない不安
服屋の前に少し寄り道と本屋へ 寄り道の方が長くなる私
短編と超短編とこの短歌 移動しながら考えている
この世界とそれらを切る自身の視線でとらえたい本質
驚きに数日間考えている私の根本と今の安心
考えておかなければいけないことを忘れていることに気が付く
東京にきて良かったと思う今日三大祭りの浅草三社
流れてる祭り囃子が内側を 日本人だと思うこんなとき
そうなんだここに書かれた作品は私自身から生まれてきた
潜んだその大切な多くを表にあらわす一手法
以前はもっともっとかたくなだった自分を知っている
挨拶をしても返らない侘びしさにも怯まずに挨拶をする
使えない部分を集め使えるよう空間を作るのがデフラグ