映画

ゴールデン洋画劇場。最近映画館へ行ってないけど、TSUTAYA近いってのに全くヴィデオも借りてないけど。映画は好き。趣味のレヴェルなのかもしれないし、見ている作品ってそんなに多くないけど、見始めると止まってしまうし、どこか憧れて覚えて心熱くワクワクする。TVのドラマでは味わえない、小説とはまた違う魅力がある。今夜の作品、ジョンウー監督「フェイスオフ」面白い。顔が持つものがいかに大きいのか、顔一つでその人になったり別人になったり、個人としてのその人が持つ物や行動規範は全く変わらないのに、顔が違うだけで立場が異なる世界に属されてしまう。その顔が変わっただけではなくて、誰かと交換してしまったら。童話の世界から続く、自分以外の人に成る話。望んでなるか、望まないのになるか。日々時間を費やして自分に精一杯活きる、自分の顔は自分の最も本質的な署名。顔パスって言葉があるくらいまでの、自動車免許証だってパスポートだって顔写真が付いている。その顔が変わってしまったら……。メイクアップや変装や整形。姿形にどこまで人は影響を受けるのか? 第一印象は顔やその他の雰囲気からスタートするのだろう。だがその顔が誰かに似ている、いや殆どそのままだったら? ましてやその相手が敵対している相手やもうこの世には居ない人だったら。インターネットの世界って顔が無いんだよね。ここで考えると顔の持つものよりも本質的なものはまた別な所にあるような気にさせられる、自分はどこにいるのか? 名前を何に刻もうというのか。元ネタは1つでもアレンジ次第で多くの世界が描ける。色々な視点で作品に触れる。