TVをみない

一度、台風による酷い被害を経験していると、今日程度の台風はなんて事無いと思ってしまった自分がいた。午前中はとりあえず、研究室に出向いて様子を確認。ちょととだけ仕事をして、午後には帰宅、久しぶりに昼寝を楽しんだら、目が醒めたら暴風警報も解除されていたし、これといった被害も無かった。風が強かったのも、ほんの4時間位だったかな。夢の中を漂っていた時間だからはっきりしたことは判らないけど、あの程度の雨風はこの辺時々あるから。ただ、停電にならなかったのが救い。帰り道、部屋に帰っても何も食べるものが無い事を知っていたから、食料品を買い込むために、近くのスーパに出かける。傘が全く意味が無いくらいの風、これで外出を止めていたら、もし台風の威力が強かったら、って考えて、カッパを着て傘をささずに出かけた。結果的には、それほど酷いことは起きなかったのだけど、事前に備えておく事だけは忘れたくないからね。前日に茶は沸かして、保存してあったので、当座に飲料水に困る必要は無い、何もなくても、それだけで食べられる食パンを買う。それなりに好きだけど、あまりパンは食べないから、こういう事でも無いと買わなかっただろう。今の部屋は台所も風呂場も部屋ももちろん全て電気で賄っている。実家に居た時にあった台風の被害による、長い長い停電は、ガスがとりあえず使えたから、飯を炊くことも出来たし、とりあえずの料理をする事は出来た。でも今の部屋では、たとえ一晩停電したとしても、当座に何も食べられない、お湯すら沸かすことが出来ない。そのための長期には保存利かないけど、短期的には有用な保存食。結果的には、何もなかったんだけど、これが無いと安心して昼寝なんて状況じゃ無かったろうな。台風が過ぎた夜、実家から電話が入る。実家では瓦が飛ばされて雨漏り中だとか、鉄筋コンクリートのマンションでは、よっぽどの手抜き工事でもされないと縁の無い話。それに、そういう工事が行われていたら、絶対にこの地方で冬を越すことは出来ない。この辺の心配も無かった。唯一の失敗は、いつも通り窓を開けて外出したこと。雨が吹き込んでカーテンを濡らしてしまった。ドライの力であらかた乾いたけど。あと何回くらいくるんだろうかな。それに、これで被害にあわれた人もいるんだから、あまり悠長に構えて居てもよいものじゃないのかもしれないけど。