日本語

日本語には明確な文法なんて無いのだろう、その場その場で言葉の持つ意味合いも重さも全く違うから、シチュエーションによっては解らない言葉も深い意味を持つようになってしまう。例えば「俺はウナギ」って言ったとする。単にこれだけ聞くと変な言葉を喋ってる気がするけど、もし鰻屋で言ったのだとすると注文する為に店主に言った言葉になるのだし、童謡「どんぐりころころ」の演劇をする場合はウナギの役を演じるのかもしれないから。ましてや言葉同士の繋がりや関係を見ていけば、際限が無い。それに完全に意図した事が言葉にはならないのだろうし、言葉は日々変化し新化している。それを踏まえた上で機械に日本語のルールを教え込もうって言うのだから、一見無理な話。だからこそ、こういうことを模索して行くのが面白いのだろう。こうやってWEBに文章を言葉としてアップしている俺。言葉の難しさと面白さを実感する日々である。