人は人

俺は俺、自分は自分。俺が良く好んで用いる言葉の一つ。でもその俺っていったい何? 考える事は良くある。実際このハンドルで生活しているインターネットの世界でも、本名で生活している世界でも、別にミステリィなんかでお馴染みな一人二役をやってるわけじゃなく、単に使い分けているだけだから、結局はどっちを使っているときも俺なんだろう。じゃぁその俺ってのは? 色んな言い方で定義し形作る事は出きるんだろうけど、形にした瞬間形が変わるもの。だからこそ、名前や生年月日やその他もろもろの客観的データを俺に与えている事で不安定な存在が少しづつ安定してくる。プロフィールにはそんな役割もあるんだろうな。そんなものに頼らないと存在が不安定になる俺だからこそ、自分と言うものを求めつづけ、見つけたと思った瞬間解らなくなり、そしてまた求める。だからこそ、自分を捜し求める事は続けて行きたいし、この文章が少しは助けになれば良いと思う。「日常的私的情景」を綴り始めて10日が過ぎたのを機会に……