詩人

詩人だったり、哲学者だったり、生産性なんて全く無い事をこの数日繰り返している。寂しさを他の人に癒してもらおうなんて間違いだ。例えそれが心許せる友でも、心の友でも、そして愛しい人でも、その瞬間は癒されているような気持ちになるかも知れない。でも、そうなればなるほど、離れる瞬間がいたたまれない。独りでいる時よりも寂しさを感じる事は多い。でも、その瞬間を求めてしまうのは、性みたいなものなのだろうか。幸せなんて留まっていない。幸せを求めるって事はあるし、幸せを探すって事もある、幸せを感じる瞬間もある。だけど、それが永遠ではない。だが、永遠はどこかに存在する。それが人とのつながりだったり、絆みたいなものだったり、愛だとか恋だとかって言葉で括られるものだったりするかもしれないけど、永遠を感ずる時もある。幻や錯覚なんだろうか、でも、だまされて気持ちの良いものなんじゃないかな。こんな証明しきれない事に答えなんて無い。その時の状況によって、答える相手によって、導かれる答えは違う。自分に酔っては文章は書けない、酔ったように文章を書ける。キィが勝手に進む事は無い、勝手に進んだような文章が生まれる事はある。伝えたい事が一番伝わらない。後からこうすればよかったと思う事はあまりにも多い。これも、結果から過程を見るから言えること、後悔はしても、後悔する事に後悔しない。書いている自分が一番ばかばかしい。自らを失いかねない、状況。心が奪われる。冷静な判断が出来なくなる。どんどんとカッコ悪くなる、そこがなんとなくカッコ良い。大切な物を隠して言葉を紡ぐ事は出来る、それだけの修行はして来たつもり。先に延ばすだけ、タイミング的には考えられない位悪いけど、良いタイミングなんて無い。スマートに出来ない、出来ない方が俺にとっては良い事の気がする。一つのミステリィ大きなミステリィ。謎が提示される事をミステリィと名付けるならば、ほとんどが全てミステリィ。人はどうして人に惹かれるのか? そしてどうしてその相手を選べないのか? 独りで生きて行ける人は確かに居る。一番惹かれて苦労する人に惹かれる、そしてその通りになっている。出会った頃はここまでは考えなかった。そんなものなんだろうか。