- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
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場面によって聴こえてくる。
小さな島だからこそ、いつも周りには海がある。
何かが起こる物語ではないのだけど、
男がいて、女がいて、それで物語はできる。
でも2人の物語と言うよりは、
1人の相手に出会って成長した人の物語なんだろうね。
200ページを越えない、500円にも満たない本を6時間以上かけてのんびりじっくり読む。
ある場面で立ち止まったり、
ゆっくり想像したり、
イメージを描いたり、
キャラクタを作って頭の中で演出したり
たった1つの本をのんびりこうやって読むのもまた楽しい。