栗本薫『グイン・サーガ』(65)

鷹とイリス―グイン・サーガ(65) (ハヤカワ文庫JA)

鷹とイリス―グイン・サーガ(65) (ハヤカワ文庫JA)

イシュトヴァーンとアルド・ナリス。この二人の交わらないけど関わりあう物語。どんどんとストーリィが大きく深くなってくる、キャラクタの心の移り変わりを読んでいるだけでも、この話がとっても面白く感じられる。出会う、黒太子スカールと、アルド・ナリス。今までの世界を根底からひっくり返すかの様な考えを持つものと体験をしたものが、今こうして出会う。そしてとても次巻に期待を持たせる場面で次巻へ続く……。ここで切られるかぁぁぁって思わず声をあげそうになる瞬間。六月がとっても待ち遠しい。ギネス申請中の世界最長シリーズ、考えたらものすごい事。