- 作者: 茅田砂胡
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 文庫
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私は真剣に何かを考えたことがあるのでしょうか? もちろん考えるのは大好きです。自分で真剣にも考えています。ですが、考えることと伝達することはまた別です。ですが、伝達しなければそれは自分の中で止まってしまいます。真剣かどうかの判断は自分がするしかありません。勉強しているとき、仕事しているとき、趣味に興じているとき、一瞬奥の奥まで考え続けていることはあります。イメージを言語化するときに、少しずつとまどいも生まれてしまいます。確率論を出すとき、アブストラクトゲームのように思考を突き詰めている時。見える瞬間、それを一度でも経験すると世界が変わっています。これを知っているから。考えることはほんと大変です、苦手なこと嫌いなことって人の考えをさも自分の考えのようにして終わらせることもありますからね、逃げているんですよ、たぶんそれは。そのツケを払うときに、もっと好きになろうと想うんですけど、苦手でもやらなければいけないから、やりたいと想ってやって、やる前よりも成長しているけど、まだまだだったりして。こうやって文章を書くことも考えることですねテーマをもう少し絞ってさらに推敲を重ねた方が読みやすい文章にはなるでしょうね。