毎夜

毎夜ここに何か書くための時間を作る。書いていることは、どんどんと日記からは懸け離れたものになっている。最初の頃からそうだったけど、またそんな雰囲気が強くなったような。散文のような随筆のようなでも戯歌のようで、情景。登場人物が全くいなくて生活感がまったくなくて、いったいどこを拠り所にしているのかも解らなくて……同じように一日一回ルーズリーフに文書を記している。名前が書いてあって、自分がその日やったことが主に書いてあって、そこからの想いみたいなものが書いてあって。言葉数が多い分、こっちの方が近いのかな。ただ、どちらにも嘘は書いて無い、同じことに付いて書いても表現が違う、順番が違う、文字が違う。こっちの方は始まりの日から完全に記録に残っている。手書きで始めてその日の事をしるすようになったのはいつ頃からだろうか、小学校のころの「先生あのね」にはじまり、それが日記と名前を変えるようになって、クラスの中での上手い人の文章をプリントにして読む事が合った。国語の授業で作文だとか作詩もあった。オリジナルストーリィを作ったこともあった。これらは全部だれかから言われてやったこと。内からの衝動で書きはじめた最初は、前このページのコーナでやっていた過去日記が始めて、もう7年以上前になる。昔から文章は読むのも書くのも好きだった。それが形をもったのがこの日から。途中止まったり、また復活したり、毎日ではなく、思い出した時、書きたい時にしるす。自分の中での衝撃が大きい時が文量が増える。ここでもそれは同じ。ウェブに書くので直接的な名前は使わない、そんな意識が働く。イニシャルで名前を出す事も知らない。読み返しても何があったのかは解らない、だけど思い出すものがある文章。日記ともう一つ付けているその日の記録と共に、思い出す、自分。