故郷の訛なつかし停車場の人混みの中にそをききにゆく

普段もここに書くような言葉でよく喋っています。いつのまにかこうやって喋ることが自分の中の普通になっているんです。ですが、力をさらに抜いて喋ろうとすると途端に地元の言葉になりはじめます。地元言葉を喋っている自分に気が付くと、意識してまた直そうとしている私なんです。

私の地元は広島です。親戚一同、両親ともども周りの連中も含めて広島弁なんで、広島弁って私の中では普通なんですよね。ただ広島では普通の言葉でも、東京で喋っていると響きがきついなぁって思う言葉を使うこともあります。だからかなぁ、鳥取いたときもそうでしたが、こうやって書くような言葉で喋るんですよね。

書き言葉のように、なるべく難しい言葉を使わずに意志を伝えられたらいいんじゃないかなぁって気持ちで喋っています。でも頭の中に文章できて喋ると早口になってしまうし、もったいや抑揚がなくなるから棒読みになっているんですよね。書く文章も報告書文体になかなかなれません。日報もいままでずっとですます調で書いてるなぁ、統一感があって面白いのかもしれないけどね。

それなりに意識しながら、それなりに私らしく楽しくやれればいいです。自分の話している言葉への意識と、後はそれらを自由にコントロールできる技術を確実に身に付けます。