短歌あれこれ

研修で不便を感じて買った時計は無印良品の黒
今よりも大切にする時間軸順と〆切を常に意識する
街中で座れないから喫茶店が東京には多くあるのか?
空の上から見下ろすは鴉五羽この街に何を見ようとするの?
本当に欲しいものだけを買いたい少し高くてもいいものだけ
思い出しながらつくった茸鍋料理は好きここでもできた
昼休みの時間をどう使うかが金の運用を分けるのだろう
人間の限界をみる場所である通勤時間の山手線
時々は無理やりにでも切替えるといいのは視点 遠くを見つめる
感動は自分の周りに転がっているのだろうと気付いた刹那
誰にでも等しいものは時間だけ ただ時間から得るものの差
タイミングと言う見方をするならば同じ時の人は誰もいない
ここはどこわたしはだあれあれはなに伝わる言葉は異国の響き
戦いに破れてしまう情けなさ睡魔とはよく名付けたものだね
名作を一気読みした日 作品は与え手と受け手で完成す
揚げたてのコロッケ一つ食べながら昔ながらの町をお散歩
つきあいの時間を大事にすること大切にしてもそれだけにしない
睡眠を削ったとしても私だけの時間を作りつづける