たよりがないのはよいたより

連絡できない状況ってよくあるんでしょうね。携帯電話があることで、個人と個人で電話のやりとりができるようにはなってきましたし、e-mailと言う便利なものもありますが、それらすらできない状況はままあります。傍目でも大変そうに見えることももちろん多くありますが、何もやってないようにみえても頭の中で思考を深めていっている人だって多くいますからね。

便りがないのは良い便りだとはよく言ったものです。本当に駄目なときやどうしようもなく不安なときは連絡がはいるんでしょうから。連絡がないってことは、何かに夢中になっているからか、何か大切な状況にあるのでしょう。何をやっているのかなぁって想像する時間が好きです。相手のことをずっとそばに感じられるというか、自分の感覚が普段以上に研ぎすまされている気がするんです。

ただ、自分の状況には甘えたくありません。言いわけしようと思ったらどんなことでも言いわけの種になるんですからね。大切なことは、その状況から自分が何を考えどうしようと思ったかです。できるできないはその次、思いがあるから伝えたいと考えるんです。伝えた方だって今は技術の進歩で多くあるのですからね。自分の気持ちに正直に、自分の思いに誠実に。言葉にすると嘘臭くなるけれども、言葉にすることで自分の中にしっかりとのこってきます。

頑張るのではなく、私は私の思いを伝えるために精一杯楽しみます。この空の下にいるんだって考えられることって、同じ方向を見ているんだって思えることは幸せです。