後輩も終了

後輩たちも発表終了しました。1人怪我のため再発表になったので、一応形ばかりではあるのですが、終了記念日です。

昨日自分の責任は果たしたって気分があると、嬉しいですね。軽い気分でいつもの時間に寝て、いつもの時間に起きて8人全員の発表を聴きました。練習中に聴いている人もいれば、全く聴いていない人もいたから。聴いている人も、所々変わっていたので、かなり新鮮な気持ちで聴くことができました。昨日の私よりも緊張しているんでしょうね。公の場での発表が人生最初の体験って人も多いのでしょうから。練習ではやっていたのに、本番ではガチガチになった後輩も多かったです。

午前中から五十音順に発表していくのですが、タームを切って行うので、研究室の後輩の前後に他の研究室の卒論生がいると、この発表も聞くことになります。相対評価をしてはいけないのかもしれませんが、発表練習しているかしてないかは明らかに解りますね。うちの研究室は押し述べて上手だと思いました。贔屓目も多少あるかもしれませんが、OHPを読んでいるだけの発表は、何が嬉しいのか何が世界で唯一なのか聞いていても伝わってこないのは多いですから。逆にいえば、そこが言えれば論文の発表なんてOKなんですから。

どの世界に行ったとしてもこういう発表の場はあるのでしょうね。ここでは多くの能力が試されるのでしょう。でもこうやって人に説明することを通して自分の中で落ち着いて整理されるものがあることもまた事実です。研究が本当に解ったって思い始めたのが、論文を書いて発表をまとめているその段階でしたから。あれこれとやるのですが、言葉でまとめる作業はそんな力を持つのでしょうね。

今やっていることが直接役に立つことはないのかもしれません。でも、全ての物は直接か間接かの違いで役に立つのです。経過をしっかり活かして。もっともっと自分を鍛えていきたいです。