鳴いている

内扉の蝶番が開閉する毎に音を立てて鳴いています。今までは少し重いかなぁって程度だったのですが、今では大きな音を立てて鳴いています。扉ってこんな音がするものだったのですね、自転車のブレーキをかけたような甲高い音です。内扉だけでなく、こうやって座っている椅子の背もたれもよく音を鳴らすんです。この音も扉の音と似た種類の音がしています。

全く保守をせずに、住み続けるのは6年ってのは限界点を越えている期間なのかもしれませんね。多くの学生は4年で卒業して、マンションを引き払うので、4年に一度は大がかりな保守作業をしてもらっている事になります。ですが、私は進学したので、加えて二年ですからね。扉の方もくたびれたのでしょうか。椅子の方もマンションと半年程度しか差違はありません。デスクの引き出しはかなり前にキャスタが壊れたので、既にキャスタを外して、デスクから離した場所に置き、単なる引き出しとして使ってます。

ここに居た年数分あれこれと使っているのですよね。壊れる物は壊れるし、丈夫なものはまだ使えます。使わないだろう物の一覧を頭の中に作っています。こんな事は考えるよりも、ノートに書いた方が頭の使い方の効率はいいのでしょうけどね。記憶は任せて思考した方が絶対に効率的ですから。そこまで本格的にやれないのもまた弱さでしょうか。何か話が変わってきているかも。

ここ数日似たような事ばかり考えてますね、不安と視界が狭くなっていることに気が付かされます。そんな中でも自分を励まして、やるだけです。6年ってそんな時間なんでしょうね。