携帯電話

私、携帯電話に依存しているのかもしれません。使う事なんて殆ど無い事は解っているのですが、携帯電話を忘れて外出するとどうも落ち着かないのです。財布や鍵を部屋に忘れるよりも、携帯電話を部屋に忘れる方が嫌です。そんな道具だから、普段からポケットにいれて肌身離さず持ち歩いているのですが、たまたま今日は忘れてしまいました。気が付かない間はなんともないのですけど、今持ってない事に気付いてしまうと、何か落ち着かないんですよね。使わないだろうに、取りに帰った私です。

携帯電話を持ち始める前までは、財布と鍵だけを持っていました。携帯電話を持ち始めて、それらに携帯電話が加わりましたからね。ポケット1つ分重くなったのです。同じ機種は沢山ありますが、同じデータを持っている人はいないのです。誰からも借りる事が出来ないものなんですね、携帯電話って。電話かけるためだけに借りる事があるのかもしれませんが、今の携帯電話は電話よりも他の機能が充実していますから。

固定電話だった頃は、家の物だったのが、携帯電話になって個人の物になったんですよね。固定電話には電話をかけにくいって人を何人か知っています。個人個人になっていって、それらを繋ぐために様々な技術が開発され運用されています。そういう世界に私も入っていくんです。

今は、修士論文の事で気持ちにあまりゆとりがありませんが、その先を見すえる視線は常に持ち続けたいです。