強制改行

先月の末頃から、マークアップする時に強制改行のタグを使わなくなった。改行って感覚自体が論理構造を規定するものとは何か違うような気がしはじめたから。本で改行が入る所は段落が変わる所。段落が変わるって方が先にならなければいけないのに、改行でそれを表現しようとしていた。せっかく段落をマークアップするタグがあるのだから、それをさらに上手に使ってHTMLを書いていこうって考えで。

その時に考えたのが、以前書いていた強制改行タグが沢山使ってあるHTMLをどうするかってこと。そのままほっておく事も考えたが、そうしておくとスタイルシートでの指定が難しくなるので、少しずつ強制改行が無いものに変えて行っている。ぼちぼち仕事をしていてようやく下準備が済んだ所なので、あとはマルチファイル置換で強制改行タグを一気に消去してしまえばいい。

それをすると観にくくなる事もあるので、最終的には手作業で直さなければいけない。機械は文法がDTDに沿っているかどうかはチェックできても、その先のチェックは人がやらなければいけない。HTMLエディッタがあっても知識がなければ正しいHTMLのコーディングが出来ないのと同義。

ただ、過去の情報に対してそこまでするかどうかは私の選択。これだけ長く書いているのにまだここへの書き込みのスタイルが安定してないから、マークアップが時期により違っている。それらを全て今に合わせるか、それとも1つの段落にまとめてしまうか。リスクとリターンの関係で想像して今のところは、後者の予定。それらをサーヴァにプットするのは、もう少し先かな。サーヴァへは新しいものを中心に。