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そう言う風に見えればいいからという理由だけで、図表以外の場所も画像が使われている、EGWORDそれもVer.8のファイル。そのファイルの手直しを仰せつかった。そのEGWORDがインストールされているパソコンは研究室には一台しかない。それもPowerMacになる前の68Kと呼ばれるMacで仕事をしなければ行けない。「LC575」なんてこの研究室に入って初めてみたマシンだからね。先々代、先代と続けられてきた仕事を私が引き継いでしまった。なるべくなら誰もがしたくない仕事だったが、指名とあらば仕方ない。やるだけです。

MacOSってすごいなぁって思うのが、こうやって古いMacを使っている時にもある。インタフェイスが殆ど同じなんだよね。歴史を考えるとものすごい。画面の大きさとフィードバックの遅さはマシンが古いだけに仕方ないとは思うけど、その他の面は今のマシンと似たように使える。このフィードバックの遅さは問題なんだけどね。命令をして反応を待っている時間の方が長い。このマシンになれると、どんなマシンでもスーパコンピュータじゃないかってくらい。数前はこれくらいが当たり前だったんだよね。

マシンを使うことは何の問題も無いのだけど、作られたファイルが負の遺産でどうしようもない。せめてクラリスワークスで書いていてくれれば、すべてのMacに入っていたのに、EGWORDで書いてあるから。そのEGWORDでも普通に書いていてくれればいいのに、あらゆる所で小手先の技を使っているから大変。図はせめてその図だけで書いて欲しいのに、複数を同時に書いて、書類に貼り付けた上でそのスペースに文字を流し込んだり。しているから、やってられない。ファイルも適当な所で切っているから読みにくくてしょうがない。節単位くらいで切っていてくれればファイル管理もしやすかったろうに。サイズだけで切っているからたまらないぞ。EGWORDの最新版があればPowerMacでも読めるのか? ファイルの保存形式をしらべてみたけど、EGWORD型以外のアプリケーションは一太郎しかなかったからね。他は定番のテキスト形式。

数続くような仕事をするときには、先の事も考えて仕事をして欲しい。自分だけならまだしも誰かが引き継ぐ事を考えて、引継がしやすいように仕事をして欲しい所。その負の遺産を継いでしまったわけだから。まぁやるしかないでしょ。何とかしなくちゃねって事で。自分の研究の合間に時間を作って平行作業。こういう引継をしやすいように仕事をするって事と古いMacの使い方を実体験で学ぶ良い機会にしよう。