昔の文章

自分が昔書いた文章を読み返す事って、恥ずかしい。特に推敲もせずに、その時に心に浮かんできた物を捕まえたような文章は、その当時の自分の幼さが垣間見えるようで恥ずかしい。その時の精一杯で捕まえて書いてはいるのだろうけど、今の自分が観るから、今じゃ書けないような言葉を選んでいる事がとても恥ずかしい。今こうして文章をアップする気持ちとはまた違う思い。

でも、その時の勢いみたいな物を残すために今書き直しや書き足しはせずに、タグだけXHTML Basicに変えてアップロードしている。手作業な部分が多いので、やりながら自然と読み返すのだが、その作業中に読んでしまう。昔のアルバムを見返すような感じ。

今書いているこんな文章も先の自分が読んだら、照れてしまうものなのかな。エンターテインメントを意識して、自分で自分の文章を読んで自分も楽しめるようなものを目指している。それが少しずつ形になっているようには思うのだけど、この道は長い。だから最初の頃のは照れる、今は照れよりも強い感情が生まれるかな。目指すところ、狙う所はそこ。

文章に言葉に多くの感情を込める、そうやって込めた言葉を世界に公開している。自分自身を演出し、自分自身をさらけ出している。照れる以上に大切な物がここにはあるはず。もっともっと素直な言葉が書けるようになりたい。もっともっと私の心を表せるようになりたい。