終わりは無い。

研究に終わりなんてないんです。解らない範囲を延々考えていると何らかの答えが得られたような瞬間がある、閃きとか発想とか。解ったことが増えるとまた解らない範囲が現れる、今まで自分が解らないことが判らなかった範囲が疑問点になる。これの繰り返し。大切なこと、自分が今何をやっているのか? どこまで解っているのか? どこが解らないのか? その境界線。そこを誤魔化したり嘘を付いたりしていてはいけない。自分の力を誤魔化す事は少しでも自分より力のある人にかかればすぐに見破られてしまうのだから。誤魔化しているつもりが全くなくても気が付いたら誤魔化しているようではいけない。癖になってしまうから。自分の癖には気が付かないからこそ、それをしっかりと観ていなければ。解らないことが判ればどこを考えれば良いかが判る。それをアピールすることがプレゼンテーション。このことについて自分はここまで考えてどこが解らないのか。これが「このこと」をしっかりと掴めているかに繋がるのだろう。背景は何人も考えている人がいる、だが「このこと」は世界で考えている人は居ない。ここが俺の本分です。時々不安になってしまうけど、その不安に押しつぶされそうになるけど、どうしようもなく怖くなるけど、同じくらいの勇気とやる気をくれる大切なもの。隣の芝生が青く見える事は多いけど、だからこそ。