期間限定

期間限定チョコレート。表に置いていても溶け出さないくらい寒いこの季節にしか売られていないチョコレート達。最初にこう言う期間限定チョコレートを知ったのは「メルティキス」だったような覚えがある。あんまり頻繁には食べられなかったけど、最初に食べた時のあの口の中での溶ける感覚は朧気ながら覚えている。今ではコンビニの棚を覗くと、期間限定チョコレートが沢山ならんでいる。他の季節では別な商品が並んでいたような棚にさえ、チョコレートが進出してきている。店員がポップを作っていたり、商品のパッケージに大きく、冬季限定とかってうたれているとやっぱり手にとってしまう俺。TV何かでCMみるよりもこればっかりは実際に目に留まった商品が一番美味しそう。もともとチョコレートは大好き。最近部屋に帰るとどうしようもないくらい甘い物食べたくなるので、帰り道に何か買って返るのが習慣になっている。癖にしちゃいかんなぁと思いつつ、今日もまた立ち寄った俺。生クリームとか砂糖菓子とか蜂蜜や餡も思いつく時あるけど、やっぱりチョコレートは好き。日中高ぶっていた追いつめられていたいっぱいいっぱいになっていた自分の精神を静かに収束させていく時間。その日の自分を振り返る時間。自分を確認する時間。忘れるのではなく、整理し境界線を引く。休む。1つ1つの言葉、行動。甘いお菓子と温かいお茶そして優しい音楽。柔らかな時間をチョコレートが演出してくれる。彩り。