形にしたい

今日の間に形にしたかったレポート。2時間弱思考の中を泳いでいたら、ホント窒息思想になった。解る問題は気分良く進んでいくのだけど、解らない問題はまず何を考えていいのかが解らない。ルーズリーフであれこれと式を展開してみる。頭の中に描いていた式と似たような物がでてきたり、全く予想しなかったものが見えたり。でもそれがうまく繋がらない。昔から築き上げた物を自分の倉庫からダウンロードしながら論理を組み立てていくのだけど、トップダウンボトムアップ、どっちから進んでも落ち着くところに落ち着かない。矛盾が見え隠れ、当たり前である! トリビュアル! って叫んでみたくもなるけど、それじゃ問題にならないしなぁ。バイタリティだけで書き付けるのもしんどい。気が付いたら立ち上がって、ホワイトボードにペンを走らせている。ルーズリーフよりも一度に見渡せる範囲が広い分何か浮かぶだろうかっていう淡い期待と、座って解らない物なら立って解るかなっていう馬鹿馬鹿しい発想。ぶつぶつとあぁこうなるのか? とかえ? どうして? とかつぶやいている自分。ふっと集中がとぎれる瞬間、解らないが続くと息が続かなくなって。水面に顔を上げて瞬間集中を解きほぐす。また潜りはじめる。そんな事を繰り返しても、潜水で泳いでいるのなら何度か繰り返せばプールの端にたどり着けるが、深海を目指して潜り続けているようなものな、宝探しをしているような物なのかもしれない。解らないって投げ出すのは簡単だけど、それじゃ終わらない。〆切は明後日、明日の午前中に力業でとりあえず形だけは仕上げてしまわないと。解らない話を聞き続ける苦しさ、抽象的思考のイメージ。捕まえられない。言葉を覚えるのは得意だけど、そこから発生するものが何も乗っていない。自動書記をやっているような気持ちになる、それにめげず更に考え続ける。解らない。諦めてはいけない、頑張ることはあたりまえそこから何をつかみ取るか。