価値観

Webに公開されている日記で読む価値のあるものは100に1つも無いって話を聞いたことがある。価値、すなわち価格をつけるに値する物、金と交換しても読みたいと思える文章。文章を書くことを生業としている人が公開している日記と、それ以外で表現することを仕事としている人の日記と、他のメディアでは全く名の知らない人の日記。自分が見知っている人の日記は、生活圏が近い日記はそれだけで描かれている場面が想像できることが楽しい。そうでないのに、読んでいるだけで面白いと思わせる文章がある。面白くなければ毎日チェックは入れないだろうから。その日記の登場人物が書いた日記を読む面白さ。一つの出来事を多視点から見る、物語を読んでいるような感覚がここにはある。文体も異なるのに、各順序も重きを置く場所も異なるのに、そこには共有した時間がしっかりと流れているのに気がつく。俺が書いているこれは日記なんだろうか? 毎日決まった時間に時間を作って書いているのだから、日記形態なんだろうけど、これを読んで俺の一日を想像できるだろうか、想像できないだろうか? どこまでも私的な世界を展開させたいと思うここは。どこまでもわがままな文章でありたいと思うここでは。それに価値を付加させるほどの生き方と文章力があればいいのだけど、なかなかね。まずは流れを意識して書いてみると良いんじゃないだろうか。浮かぶ言葉をそのまま書きつづっているところだから、後で読み返す時文章の補完をしなければ読んでいて映像が浮かばない。もっとスマートにもっとシャープにいかにも理系な文章がなかなか書けない。ここでは良くても、仕事ではそれはいけない。切り替えが遅い。それで苦労したし、これからもそれはついてくる。ただ、何か書くことが昔から好き。話す事と同じくらい重要な表現方法、俺の。今日のも訳分からないかも……久しく作品作ってないなぁ〜