話し合い

日付が変わる位の時間までとことんと話し合いを続ける。それも校内で、時間が長引いたのでひとまず日を改めてと言うことはせずに、今のこの思いをぶつけるために延々と繰り返される話し合い。まぁ基本的にここまで長引いた話し合いになんか、出される結論はありきたりのものでしかないんだろうし、やってる方も疲れてしょうがない。だけど続いていく意地と惰性とバイタリティで。夜中研究室に行こうとして、講義室の前を通ったら18時からはじまったはずの学生大会がまだ続いていたことに驚いてしまった。学祭やサークル活動活動の予算を話し合っているらしいけど、それにしても異様な光景赤々と照りつけられた灯のものマイクを通した声が響いているのだから。あの調子だとまだまだ続きそう、結論を得ることよりも話し合うことそれ自体が目的になっているような。でも、あのバイタリティは見習うべきものなのかもしれない。高校時代の生徒会活動を思い出した。あの頃は毎週二時間位、長くなるときは本と日が変わるか変わらないかといったところまで顔つきあわして話をしていたなぁ、あれで得られた結論もあれば、あの場を離れたからこそ得られた結論もあればもあったようにおもう。あの頃と同じようなバイタリティは今俺にあるのだろうか? ストレスの対象から逃げ回っているような毎日、妙なスケジュールに追われて不安が募る。ふと体調が悪化する。それでもやらねばならないことがある。2000年も半分終了。