草むしり

今日は草むしりをした日。蚊がうようよいるなかに軍手をはめてうろついたのっていつ以来? くっつきむしを身体に靴紐につけたのっていつ以来?楽しくはないけど、とても懐かしい。小学校時代校内の森で遊んだ、掃除の時間は森の落ち葉拾いをしたこともある、理科の授業で畑の草むしりもよくやっていた。あそこでとれたじゃが芋の美味しかった事。森でグランドゴルフをやったこともあったなぁ。土の上にこれだけ長い間いたのっていついらいなんだろうか。大体アスファルトかコンクリートの上で毎日を過ごしているのだから、でも、これに慣れている、クーラがある環境をとても快適に感じる自分がいる。先週末にみた「となりのトトロ」を思い出した。最初観た時に憧れの気持ちを抱いた、今でも同じような気持ちはある。だけど、実際そういう生活をしろと言われたら俺はできるのだろうか? 場所に依存することはすくないとはいえ、楽しむ余裕はまだもっているのだろうけど、だけど、やっぱりすぐに恋しくなるのではないだろうか。既にトトロを観ることができる年齢を過ぎている悲しさ。感じることはあるのかもしれないけど、だけど、もうあのお父さんのように、風がそよいだかなってくらいでしかないのだろう。いつのまにか大人になっている。もっともっと大人になりたいと思う心。もう一度子供時代を覗いてみたいと思う心。