指の声

単に指が動くままに言葉を吐きだしていたのだけど、最近自分の文章があまりにも見苦しく感じてしまう。人の手が入って同じ内容を伝えるより簡潔で平易な文章表現方法をみせられると、自分の文章に足りない点が解りはじめる。ここに論文を書いているわけではないので、飾りがいっぱいついた文章は書いていきたい、数少ない読み手に何かを残すような文章が書いていければよい。想像される事を一つに限定する、議論するための論文調の文章も必要な時には書けないといけない、両者の切替えがもっとシャープにできるようにならないと、これから先かなり苦労する。同じ日本語両者には共通点はある。ストーリィが必要だって事。日記調の文章ならば、だらだらと書き続ける事もある。でもそれを続けてしまうと、言葉は溢れても、思いは残らないし伝わらない。随筆でもストーリィは必要なのだから、流れを意識するのを忘れないようにしなければ。ここ数日は自分自身何が言いたいのか解らないような文章が増えている。こういう所からも自分の心情を測る事が出来るのやもしれない。浮かぶ言葉をつかまえて記す事で出来る文章。一年以上それを続けているのだからそろそろ自分の文章に価値を与える修行をする時期かもしれない。上手に伝えられることは、武器にも防具にもなる。今までここの文章だけは自己完結でも良いかなと思っていたそれを改めることからはじめる。もっと読む自分を意識して、将来読む誰かを意識して。せっかくWebに載せているメリットを最大限にいかさなければ。