ナイフとフォーク

ステーキや、ハンバーグなんかのナイフとフォークを使わなければ食べられない料理。テーブルマナーとしては、右端から一口サイズに切って、それをフォークで刺して食べるのが正しいのだろう。これすら間違っていたとしたら、俺が知らないだけなんだろうけど。俺はこういうのが出ると最初にナイフで全て切ってしまう事を良くする。あまり見て良いものじゃないのかもしれないけど、ナイフを使うところを先にしてしまった方が楽なのだ。ライスもフォークで食べる事は出来るけど、私的には茶碗と箸の方が食べやすい。元もと自分が楽しく食事が出来て、なおかつ相手も同じだけ楽しく食事をするためにテーブルマナーってのは考えられてきたのだから、行った場所の雰囲気から、集まったメンバから、気楽な集まりではあったんだけど。あと、どうしても見てしまうのが、箸の使い方。幼い頃鉛筆と箸の持ち方だけは散々注意されて今に至るから、はじめて食事をともにする人も、また何度も食事を一緒にしたことある人でも、箸の使い方は気になる。ただ、これを相手に伝えるか、つたえないかはまた別問題。伝える事によって、食事が楽しめなくなる関係だったらば伝えない。まぁそう言う人と食事を共にする事事態はまれなんだけどね。気持ち良く食べたいから。注目してしまう点は、後はごはんつぶかな。つぶが残っている状態でもう十分食べたって気持ちになっていると、なんかなぁって気持ちになる。お腹一杯で食べられない人でも、綺麗に半分残す人と、あちこち半分残す人では残った皿のイメージが全然違うからね。これも良いとか悪いとかの話しではないか。単なる俺の好き嫌い。食事なんて栄養補給に過ぎないとまで言明しちゃえば、こんな事意味が無い、もっと言えば人と食事をする事だって、料理をする事だって、料理を売る事にだって。何にもならないのかもしれない。食事時の話題の選び方だとか、視線の配り方だとか、席を外すタイミングだとか、こんな事はなにも食事に限った事じゃない。メニューの選択だとか、席へ案内するタイミングだとか、その時考えなくても、自然に振舞える人は確実にいる。エチケットとかマナーとかの世界かな。マナー悪さでたばこを連想してしまった。今まで華麗にたばこを吸う人って一体どれくらいいただろうか。歩きタバコ、タバコの無げ捨て、周り誰も吸っていないのに声もかけずにタバコを取り出す。カッコ良い人が喫茶店でブラック珈琲と煙草で薄めの文庫本でも読んでいたら、一段アップすると思うのだけど、同じ人が歩きながら煙草吸って、灰も吸殻も道に捨てるってのはどうもね。この辺のエチケットは取り締まれる事なんだろうけど。こういう人が増えると煙草ってますます迫害されるのだろうな。マナーの良い煙草吸いがどんどんと禁煙をはじめる。こういう所にも出てくるものはある。