年を忘れる為の宴が二連続。最初の方は重く苦しく時間があまりにももったいなく過ぎて行くだけのもの。後半の方は今の生活の一端を担う程、新しい自分に気がつかせてくれる、大切なもの。本来だったらば、最初の方には参加する意志は無かった。だが、場の雰囲気とその後の雰囲気を加味して考えれば、少しでも参加しておいた方が良いのではないかと言う結論に達した。早く終る事を信じて、やっていられないそれに望んだ。結局は考えた以上に事は長く続いたのだが、途中退出を言い出す状況にすらならず、ただただ食べて食べて食べ続けた。口の中にものがあれば喋らなくても話かけられても全然平気なのだから。その後本日メインと考えていた方へ参加。最初の方が押した事による列車の時間の都合も手伝って、合流したのは、最初の予定の集合時間の2時間押し、だけど準備の方が作用してはじまって30分で合流出来た。こうやって遅れて参加する時に携帯電話の力を改めて感じさせられる。さておき、最初のがつまらなかったからか、もともと楽しいからなのか、いつも以上に素的な時間だった。参加者全員と言葉を交わす事ができ、足りなかったアルコールも十分に補給できて、なかなか会えない人達とあって言葉を交わす事が出来たって事だけで俺にとってはとても大きな事。インターネットのコミュニティってこんな辺りに住んでいたからだろうか、なかなか会えない事が当り前だと思っていた。だが参加するようになって、こんな近くにも同じ道具を上手に使ってコミュニケーションをしている友人達が多く居る事をしり、オフラインでの楽しさを知った。考えてみればめちゃくちゃ奇妙な間柄。本名も知らない人の方が多い、年齢も知らない人の方が多い、仕事だって社会的所属だって知っている人よりも知らない人の方が多い。けど、それらを知っている人達よりもその人の人となりは、言葉を交わす回数が多く密度が濃い分良く知っている気持ちになれる。言葉と文字が基本にあるからこそ、こうして実際にあってもまるで同じ学生時代を過ごした仲間達の様に楽しく呑む事が出来る。どちらも大切でもしかしたらこっちの方が大切な事なのかも知れない。ここに参加していて、自分の中で新しいものが増えている事に気がつく事がある。車が欲しいなと思いだし、興味の度合が深くなったのもここからだ。来年はどんな楽しい事がまっているのか。どんな楽しい事を作っていけるのか。