メールのリプライ

メールのリプライがようやく届く。アメリカへの旅へ行っていてかけなかったらしいのだが、これで自分の研究が大きく動きはじめるのは確か。ただ、逆の方向に動いてしまう事が一番恐い。その危険性は多いにある。今まで理論どおりのフィルタ出力と理論に近い畳み込み出力が得られていたからずっと実行実験を重ねてきていたけど。経験者が見る力は大きくそれを越える事があるから。やりとりにワンクッションもツークッションもはさまなければいけないのがいただけない。自分の力だけで何でも出来るなんて思った事はこれっぽっちも無い。だけど、こうも根本を揺るがされると自分がやっている事が何なのか不安になってくる。どうも話に食い違いがあるのではないか? うがった見方なんだろうか。私的には対象データさえ教えてもらって、そいつにこのプログラムを実行させてとりあえず終了になるのかと思っていた。それで終らない話がまだまだあるらしい。実験としては理論通りの見えている組合せは形をみた。今は他の方法をも試している段階。考察を後に回して実験データだけをより多く手にいれるために。休む暇無く計算機を回し続ける。どんどんと深い所で薄くなる。何か冷たい深い海の底から一生懸命光と空気を求めて上昇していたのが、目の前に急に大型タンカがやってきて道をふさがれてしまった感じ。マラソンのゴールテープがあとトラックだけって所でもう一往復してきてといわれたような感じ。あるだろうと思っていた冷蔵庫の中身が帰宅して開けてみたらカラッポだったような感じ。思わず色々な角度から表現して遊び心だけで世の中渡っていたい感じ。愚痴だけなら延々とたれ続けたいし、文句だけなら沢山ある。それで気が楽になるのなら考えるけど、やらなければいけない事はやらなければいけない。当り前だからこそ恐い。期日だけは刻々と迫り続けるのだから。出来たのが遅ければそれは意味が無い。結果出せても間に合わなかったら同じ、どれだけやっても専門化のゴーサインがでなければいけない事なのかもしれない。とりあえず、やらなければ行けない、だしてくれって言われた画像データを作る事は終った。ついでにフィルタをそのまま出力したデータフォーマットも指定された形式に変換した。中間地点をどこに設けるべきなのか? 短くとれば日曜日の昼間にはデータはそろっていた。そうじゃないからこそ今こうして云云やっている。グラフにしようが無いテーブルにしただけでの十分のデータ。さてさて、どうするべきやら。もとデータをソフトウェアレヴェルでコントラスト変えて画像として出力させようかな。それもまた一つの方法でしょう。