妙なことを考える

最近、妙な事を考える。自分の一人称を変えようかなぁ……って。半年位前までは、どこでも「俺」で通していたのだけど、最近普通に喋る時の一人称がバラバラになって来ている。「僕」になるときもあれば「私」になるときもあれば「俺」のままの時もある。別にバラバラでも良いのだろうけど、どれが良いかな、どれが向いているんだろうかなって考える事もある。「僕」って言うと、村上春樹をどうしても思い出す。そしてネットで活動している人でこの一人称を好む人が多い気がするのは、単に回っている所がそうだって言う気のせいだろうか。「ぼく」って音にしてみればほとんど一緒なんだけど、文字にしたら違うもの。これはどうしてもドラえもんを連想する。青い猫型ロボットの自己紹介は絶対にこれから始まるって印象。幼心に残るそれはなかなか強い。「私」これもなかなか面白そう、今まで時々使っていたから別に戸惑いも思い出すものも少ない。英語の和訳で一人称を使う場合は大概これだったからなぁ。他にも、文章でこの一人称を使うことは結構多い。「わし」これの漢字もあった気もするけど、思い出せないので、パス。これを使うと、完全に方言で喋りたくなる。産まれた地方の一人称がこれ。父親の一人称も確かこれだったような……「俺」これは今のまま。当り前に使っている一人称。文章を書くときは今のところこれ。ここのコーナでも、自分の事は「俺」って書き続けているはず。言葉では最近これの出る機会が減って来た気がする。まぁ、こういう事って気が付いたら変わっている物なんだろうな。高校時代に「僕」から「俺」になった時もある日急にって感じで変わったから。官公庁の衣更え見たいに、この日から一斉にって感じで自分の中の何かが閾値を越えたら変わるのかな、別に何が変わるって物でもないのだろうけど。ただ、そんなしょうもない事を考えるのが面白い。自分の名前を一人称に使ったり、JDCよろしく、その他色々な一人称を使う事は無いでしょう。多分今日思っているうちのどれかが、主になって、どれかが副になる予定。