一息

一息つける。今回の周期は前回とも合わさってかなり厳しい生活をしてしまったから、ようやく一息付く事が出来た。無いものは、生み出すしか無い。生み出す事が無理ならば、ある所から回して来るしかない、勢いで必要なものがガンガンと増えたこの周期。ようやくこうやく、一息つけた。手に入れたものに後悔はしていない、別に無くても困らないだろうものばかりだけど、そんな事を言っていたら、何も自分のものにする事は出来ない。自らが所有するものの良い面を一つ一つ見つめてゆく。何を得れば、必ず何かを失う。どちらを見つめるか、どちらをより自分にとって大切だと思うか、それだけの違い。でも、得るものの大きさは得る前に判る事が多いけど、失うものの大きさは失って見ないと判らない。想像力を遥かに凌駕するもの。どんなに良い面ばかりが目立つ事でさえも、この事だけは断言できるだろう。そして、一度得たものの便利を安心を覚えてしまうと、二度と不便で不安な状態には戻れなくなる。戻りたくなくなる。癖になるのだろうか、当り前になるって言う方が正しいのだろうか、甘えって言葉だとなんとなく違和感を感じるけど、どう表現するのが正しいのか、ただ、ふと以前読んだ世界を思い出す感覚。面白いって事は何よりも優先される、やらなければ行けない事も、やった方がよい事も面白ければ、それが楽しいと思えれば、気持ちが違って来るもの。遊びの対義語は仕事でも勉強でも研究でもない、遊び心は楽しいと思える事はどんなものにでも内在出来ることなのだから。何をやっていても得る事はある。どれだけ得ても、まだまだ限界は無い。それもまた面白い。